米国で販売許可を申請中の糖尿病新薬候補「SYR―322(一般名アログリプチン)」について、武田薬品工業株式会社(本社:大阪市)は、2009年6月27日、追加の治験(臨床試験)が必要だと発表しました。
心臓などの血管へのリスクに関する基準をみたしていないとして米食品医薬品局(FDA)が承認を見送りした為に、武田薬品工業が年内に計画していた米国での新薬販売は約2年遅れる見通しとなりました。
中南米を含む米州で3000億円規模の売上げをもつ糖尿病薬「アクトス」の後継品として新薬候補された、アクトスは2011年以降に特許が切れる為に、他社が同じ有効成分を使った後発薬を商品化する見通しで、対抗上、後継品としてSYR―322を早期に売り出す戦略でした。
http://health.nikkei.co.jp/news/gyo/index.cfm?i=2009062703314h3